官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【⑧】官庁訪問体験記 2018'★

おはようございます。Nao-Naoです。

今回は1週間程度のブランクで筆を執ることが出来た私を褒めたいと思います。

実はつい先日、大学院にお邪魔をした際に「大学の発行する雑誌に論文を1本書いてくれないか」と担当者の方にお願いをされ、1本論文を書く破目になってしまいました。

 

前回までの記事を貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

1日目「防衛省

 

nao-nao.hatenadiary.com

nao-nao.hatenadiary.com

 2日目「内閣府

 

nao-nao.hatenadiary.com

nao-nao.hatenadiary.com

 

今回は3日目に訪れた官庁である「国土交通省」について書きたいと思います。

国土交通省は何度説明会に足を運ぶかがウエイトを占める、という話を聞きました。

しかし、それを聞いたのが官庁訪問中であるという私自身の情報収集能力の低さを露呈する結果となってしまいました。

 

国土交通省を訪れた時、西日本では長雨が続いており、所謂「西日本豪雨」の被害が徐々に明らかとなってきていました。

国土交通省の入居する中央合同庁舎2号館庁舎に入ると、既に防災服を着た人達が歩いているのが見え、とんでもない時期に国土交通省に来てしまったなと感じました。

 

案内されたのは庁舎の下にある会議室で、おおよそ40人程度の官庁訪問者がいました。

そこには、内閣府でよく話していた友人(知り合って2日目)がおり、緊張を程よく緩和することができました。

そして、国土交通省では控室の中に常に職員の方が2~3名いて、私達官庁訪問者達を観察しており、机の上にある固定電話が鳴ると、その職員達を通じて呼び出されるという仕組みが採られていました。

だいたい、最初は1回で5人程呼ばれます。

私は2回目に呼ばれ、同じ地下にある会議室でパーテーションで仕切られた状態の個別面接を受けることになりました。

 

最初に面接をしてくださった方は30代の課長補佐で、凄くフランクに接してくださいました。

まず、官庁訪問の労を労っていただき、自身の時も緊張でなかなか寝られなかった等のエピソードを交えて話してくださいました。

緊張を解す時間を設けてくださっているのだと感謝しながらお伺いしていると、「私は志望動機を今で言う国土強靭化計画に求めたんだけど、(私の名前)さんも同じような動機なんだね!どうしてこの志望動機を持つに至ったのかな?」と質問をされ、予想の範囲内の問いでしたので流暢に自身の意見を伝えました。

 

すると、「なるほど、確かにそれはうちの省しか出来ないことだ。よくそんなところに目をつけたね。1日目、2日目と訪問した官庁の手応えはどんな感じだった?」と好印象を持っていただけました。

後は、学生時代に力を入れたことや趣味等、他省庁で聞かれたことと同じ質問をされました。最後は笑顔で、「次は治水関係の人に話を継いでもらえるようにお願いしておくね!」と声をかけてもらい、好印象の内に面接が終了したのだと分かりました。

 

控室に戻り、部屋にあったお茶を飲みながら、面接での問答をメモしていると、メモが終わるや否や呼び出され、上にある水管理・国土保全局治水課に行って欲しいと言われ、向かいました。

 

そこでは40代の課長が待ってくださっており、応接室のようなところで原課面接を受けることになりました。

この課長さんは私のために資料を作ってくれており、図や写真、グラフも多く、視覚的に分かり易く説明してくださる方なんだなという第一印象として持ちました。

そして、ご自身の経歴から、どのような事業を行っているのか、治水は国を治めるには必要不可欠な要素であるから、使命感を常に持って働いていること等を説明してくださいました。

その後、国の行っている事業についての質問はあるか、と問われ、防災の観点から見た治水事業の重要性を話しながら、他省庁との協力関係、官庁訪問の少し前に起こった北摂地震に関する問題点等についてお聞きしました。

 

課長さんはメモを取りながら話を聞いてくださり、十二分な説明を私に与えて下さいました。また、面接終了時には「経験に裏付けされた問題意識が沢山あり、治水という現代ではあまり着目されていない課題に上手く結びつけられている。良いと思います。」とフィードバックをいただきました。

 

上機嫌で控室に戻ると、席が4~5程度空いており、面接に行かれている方かなと思っていましたが、帰ってきませんでした(友人に聞くと、国土交通省は脈なしの人を早く帰すのでは、と言っていました)。

その後、昼休憩に入って構わないと連絡があり、友人と合同庁舎地下にある食堂まで食べに行くことになりました。

さすがに3日目ともなると面接事態に対する緊張はあまりありませんでしたが、どのようなところを評価されているのか、面接官の表情はどうだったか等、昼食を食べながら意見交換をしました。

 

続きはまたの機会に書きたいと思います。

 

論文が完成すれば、こちらの方にも軽く載せたいと思いますので、

そちらも読んで頂ければ幸いです。

 

今回も読んで頂き、ありがとうございました。

 

Nao-Nao