官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【⑭】官庁訪問体験記 2019'★

おはようございます。Nao-Naoです。

 

新年に入りましたが、なかなかコロナは落ち着く様子がありません。

民間企業にはテレワークを求める一方、

私共はテレワークできず、毎日仕事場に行っております…。

 

また、今日はセンター試験ですね。

10年程前の自分には、親と同じく「もっと勉強しなあかん!」と言うでしょうね…昔は勉強の大切さが分かってなかったなと反省しています。

 

本日は久しぶりに2019年度の官庁訪問について書きたいと思います。

当時はコロナも無く、普通に官庁訪問できていましたから、そこら辺は少し変化があるかもしれないとご理解ください。

 

過去の分は④の始まりだけリンクを貼っておきますので、気になる方はご覧になってください。

 

nao-nao.hatenadiary.com

 ---------------------------------------

官庁訪問初日(6月26日)は、文部科学省に行きました。

 

初日は文科省の一階(?)エレベーター上がってすぐのところで暫し待機し、係の人の案内に従って上に上がりました。

私は昨年にも来たことがあったので、迷うことはなかったのですが、他の訪問者達は少し迷っていた感じでした。

 

昨年と同様の控室に入り、一軍二軍の話を聞いた時のことを思い出していました。

終電の時間や経路を記入し、係に提出、名刺代わりの入省証を受け取ります。

 

しばらくすると、呼び出し係の人が来て、5人ずつ呼び出していきます(この時は3人程度の係員が来て入れ代わり立ち代わり訪問者達を連れて行っていました)。

そして、入口面接という名の集団面接が始まりました。

面接官の方々は女性が真ん中に座り、左右に男性が1人ずつ、合計3人。訪問者側は私含めて5人でした。

 

私は官庁訪問を一度体験している身なので、面接自体に緊張はしておりませんでしたが、何を聞かれるのか、気になっていました。

 

全員が着席すると、真ん中の女性の方が訪問者達の自己紹介を求めてきました。

内容は氏名、志望動機、そして「あなたは周りの人からどう思われているか」でした。

前2つは準備しており、最後の質問も普通に就活をしていれば二次面接ぐらいで聞かれるオーソドックスなものだと感じました。

 

私は2番目に答え、志望動機は「多文化共生教育の推進」、周りの評価は「太陽のようだと言われます」と笑顔で答えました。

集団面接だったので、突っ込んで聞かれることはありませんでしたが、今から思うと、「太陽って自分で言うか…?」と思いますね(笑)

多文化共生教育の推進は大学院で学んでいた時にアフリカや中東からの留学生がお子さんを連れてきており、「日本文化以外の学びの場がない。もっと他文化と接する場がないのか」と言われ、考えたのがきっかけでした。

 

さて、一巡して色々な方がおりました。

「スポーツ教育の重要性を…」であったり、「いじめられていた経験から不登校教育の…」であったり、上手くどなたとも話題が被ること無く、安心したのも束の間、すぐさまやりたい内容を政策に落とし込むとどうすれば良いか、と質問されました。

 

そこで、しっかりと温めてきた「ICTを利用した遠隔地からの他言語による日本文化を含めた他文化理解」を説明しました。

他の方も上手く説明できていたようでしたが、面接中は正直、相槌なんて適当に打っているだけで、本当に聞いている人はごく一部なんだろうなと話半分で相槌を打っていました。

 

そして、最後に4つのお題を出しますので各々好きな題を用いて文科省がどう取り組めばよいか提案してください、と言われました。

これは予想していなかった問題で焦りましたが、お題は⑴G20、⑵東京オリンピック、⑶イノベーション、⑷地方創生、でしたので、内閣府でも使う予定の⑷を選択しました。

郷土教育の重要性、地場産業の活性化、地元の人と協力した”教育の外部化”、を織り交ぜて力説、何のことなく自分の番を乗り切ることができました。

 

その後、控え室に帰った私達は机にあるホワイトボードを使って、他所の部屋ではどんな質問がされたか、等の情報共有を図りました。

同じ机に座った訪問者同士は仲良くなる傾向にあります。官庁訪問の間は一喜一憂も共にしますし、「エレ送」に同卓の仲間がされるとLINEで連絡が入ることもあります(他省庁の情報等も多々得られることもあります)ので、是非うるさくなり過ぎないようにみんなと話すようにしましょう。

私自身では、この文科省官庁訪問で2人の友人を見つけることができ、今でも年賀状の交換やZOOM飲み会等近況の報告をし合うことができています。

 

さて、情報交換を終える頃には全員が部屋に戻ってきており、今度は一対一の面接に呼ばれていきます。

私は2回目に呼び出され、文化庁の方と面接することになるのですが、続きはまた近いうちに書かせていただければと思います。

 

久しぶりに書いた拙いブログを読んでいただき、ありがとうございました。

受験生の方におかれましては健康によく留意して最善の結果を残せますことを祈念しております。

また、公務員を志望される方におかれてはコロナに感染しないよう、よくよくご自愛くださいませ。

 

ではまた近いうちに。

 

Nao-Nao

 

追伸:次回分のリンクも貼っておきます。

 

nao-nao.hatenadiary.com