★【⑪】官庁訪問体験記 2018'★
お久しぶりです。Nao-Naoです。
緊急事態宣言の解除がなされ、ようやく国家公務員総合職試験の日程が7月5日(日)の
開催予定となりましたね。
日程が不明の中、モチベーションの維持が非常に難しかったと思いますが、
日程が明らかになった以上、そこを目指して頑張っていただきたいと心より応援いたしております。
是非最新の情報を適宜確認してくださいね。
前回分もしっかりと貼っておきますので続けてお読みいただければと思います。
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GABAを食べて、呑気に午後の部の開始を待っていると、
ある程度の塊で人が呼ばれ始めた。
午後の部が始まったことが分かり、これまでと同様、部屋中に緊張感が走りました。
私は二回目で呼ばれ、上にある会議室に集められました。
会議室は二つから三つ使用されているようで、一つの会議室内は六つ程度に分けられていました。いつも面接に呼ばれる際に使われる番号をランダムに振り分けられた机に五人程度の人員が充てられ、一つの議題に対して皆で考えをまとめるという、グループワークの形が採られていました。
一昨年の内容ですので、議題は伏せますが、なかなか意見がまとまりにくい内容で、
四苦八苦した記憶があります。
もちろん意見をまとめるだけではなく、発表もしなければなりませんので、
発表者等の選定も意見を整理する過程で行いました。
「この発表者は点数が高くつくのか…?」と感じていましたが、私の組の発表者及び他の発表者一人が次の面接までに脱落していましたのであまり関係ないかと思います。
発表が終わると、軽い講評が行われ、部屋に帰されます。
部屋に帰ると皆、次はどうなるのか不安な中、情報戦が展開されます。
「あの組は成績が良かったから上の階(いわゆる一軍部屋)に行ける」とか「あの組は発表者ですら落ちたから望み薄だ」等の流言飛語が飛び交うことになります。
しかし、このような情報戦の中にあって、本当に信用できるのは同じ机に座った仲間達だけであり、彼らからの情報しか余り信用してはいませんでした。
皆で交代しながらトイレに行きながら、呼ばれた人達の行方を追跡したりして少しでも確実な情報の確保に努めました。凄く切羽詰まっていたのだと今から思えば感じます。
そして、その次に原課面接に呼ばれ、15年目の高等教育局の課長補佐の方とお話をしました。
面接内容はこれまでと変わらず、志望動機・問題意識等が聞かれました。
これについての返事は良かったのですが、問題意識からの解決策→解決策における問題点を答える際に少し、時間を空けてしまいました。
面接官の方は優しく聞いてくれていましたが、面接において解答に詰まることは良くないことであると知っていたので、これは失敗したな、と感じました。
そこそこの返事を得て、「君の志望動機の強さは良く分かった。ただ、問題意識からのPDCAサイクルはやっぱりしっかり考えておいた方が良いよ」とアドバイスいただきました。この返答からもかなり厳しいのだと感じました。
だいたいの場合、本当の意味でのアドバイスをいただくと次の面接に繋がりづらいのです…。
部屋に帰ると人数が凄く減っており、10数人程度になっていました。
私が面接から帰り、10~20分程度経った頃、呼びに来る方が入って来られ、
残り2~3人程度しか残らないようなぐらいの勢いで番号を呼んでいきました。
もちろん私の番号も入っていました。皆虐殺だと気付いているようでがっくりと肩を落として廊下に並びました。そして対角線上にある会議室に全員入れられ、その場で文科省での採用可能性が低い旨通告されました。
職員の方に付き添われてエレベーターホールまで行き、見送られて帰宅することになりました。
私は帰宅した後、翌日に行く予定であった法務省の志望書を書き上げなければならなかったため、助かったと思った反面、やはり少し悲しくなりました。
官庁訪問はメンタルが鍛えられるなと痛感しました。
実は、この日、ある重大な事が起こっていて、翌日の法務省では大変なことになるのですが、続きはまた追々書いていきたいと思います。
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これで、第2クール1日目の文科省は終了です。
官庁訪問ではやはり得るものが多いと感じた次第で、可能であれば、
もう少し楽しめればよかったと感じます。
もちろん、官庁訪問中はストレスばかりしか感じないと思いますが、
全て終わった後に思い返してみれば必ず良い思い出になります。
第2クール2日目の法務省は面接が短いことで有名ですのでもう少しあっさりと書くことができると考えています。
次回は短いこともあり、もう少し早くに投稿したく思っております。
それでは、読んでくださっている受験生の方々、勉強、頑張って下さいね。
応援しております!
Nao-Nao。