官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【⑤】官庁訪問体験記 2018'★

こんばんは。いつもこのような時間帯の更新になっています。

Nao-Naoです。

 

今回は前回に引き続き防衛省の訪問の続きについて書いていきたいと思います。

前回の記事は以下に貼っておきます。

 

nao-nao.hatenadiary.com

 そして、いきなりの訂正です。前回の記事で課長補佐級の方と会う前に入口面接があり、そこで「これは評価には影響しないので、」と前置きされた上で、「どんな方に会いたいか、どんな話を聞いてみたいか」と言った質問を1階の面接室でされます。

凄く優しい聞き方をして下さるのですが、気を許すと、次からの面接が激烈の厳しさに感じられるはずですので、あまり警戒心を解き過ぎないように注意してください。

 

そして、続きを書くと、課長補佐級の面接を受け、面接会場から控室に戻った私は、ひたすらリラックスしながら、同じ机の人達と語らい、昼ご飯まで時間を潰していました。

勿論、自身の面接シートを確認している方も多くいたのですが、やはり集中力がものを言うのが面接なので、それまで集中力を削りたくないと、私はひたすらにリラックスするように努めました。

 

その後、昼休憩を経て、もう一度面接に呼ばれ、面接室に向かいました。今度の面接会場は同じ棟の1階だったので、人事面接なんだと理解しました。

面接官の方は、課長級の方で、防衛政策局に在籍してらっしゃる方とお聞きしました。防衛政策局は私の興味がある分野でしたので、何とか自身の書いた面接シートとズレが無いように「学生時代に力を入れたこと」と「政策立案及び政策に反映させるために必要な素養」とを組みあわせて説明しました。受けた質問は「なぜ、防衛省を志望しているか」「きっかけは何か」「学生時代に力を入れたことは何か」「それをどうやって職務に活かせるか」「防衛省の抱えている問題で最も関心のあるものは何か」といったものでした。

しかし、北摂地震の後だったということもあり、災害対応に軸足を置き過ぎた説明になってしまっていたようで、面接官からは「防災や災害出動は非常に大事な要素だけどなぁ…」と言われてしまいました。

私は大学院での研究が安全保障分野だったので、防衛大綱の話等をすると「そうそう!そういう話を聞きたかったんだよ!」と笑顔で仰ってくれました。

勿論、逆質問では防衛政策局における意思決定プロセスについて質問し、次の面接に活かせる素材をいただきました。

 

待合室に戻ると、20人程がいなくなっており、同じ机の人に聞くと、私が面接に行ってすぐ、20人程がまとめて呼ばれ、帰ってきていないそうでした(私は原課面接かと思っていたのですが、結局、彼らは帰ってきませんでした)。

その後は少人数で呼ばれるのが続き、どんどん控室内の人口が減っていきました。最終的には15人程度になり、20時を過ぎる頃には私の机にも2人程しかいなくなっていました。控室には若手の職員さんも来て、アットホームな雰囲気になっており、生き残った方達は口々に面接では聞けないような質問を投げかけていました。

 

そんな中でも何度も面接に呼ばれている人もいて、こんな人達が最終的に生き残るのかな、とぼんやり考えていた頃、私が呼ばれました。

私は、やはり防災面を押しすぎていたみたいで「防災面に関心が高いのは非常にありがたいのですが、やはり『防衛』省なので…」と言われ、第1クールで落とされてしまいました。

防衛省を出たのが22時過ぎ、翌日は内閣府官庁訪問が控えていました。

一緒に防衛省の門をくぐって出た友人(今でも交友があります)に声をかけ、一緒に晩ご飯に行くことに、うどんを啜りながら、話をすると、彼は「是非第2クールも来てください」と言われたようで、すごく喜んでいました。

彼も関西出身で凄く親近感が湧き、期待されるんだなと思いながら、彼とラインを交換して別れ、ホテルに帰りました。

 

そして2日目、内閣府へと向かうことになるのですが、それはまた次回の記事で書きたいと思います。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

 

Nao-Nao