官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【⑥】官庁訪問体験記 2018'★

こんばんは。Nao-Naoです。

台風19号が関東に接近との報に接しながらこの記事を書いています。関東にお住いの無事を心から祈っております。

 

nao-nao.hatenadiary.com

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今回は2日目の官庁訪問体験記を書いていきたいと思います。

 

2日目の朝8時少し前に内閣府の玄関をくぐりました。

前に首相官邸があるだけあり、常に警察車両が止まっており、物々しい雰囲気がありました。

門をくぐるとすぐにある守衛所で来府者名簿に名前と大学名を記入し、入府(?)証を受け取ります。これは常に身に付けておかなければなりません。

その後、新館の8階にあります特別大会議室に向かいます。その部屋が私達の待機室になります。

その待機室前には列ができており、その最後尾に並びました。入って左側に特別大会議室に通じる扉、右側には原課面接に通じる扉があります。

全員が入ると白紙の名簿が配られ、「合格した試験名、名前、合格年」を記入させられます(名前の上にはひらがなで振り仮名をしなければならないので、大きすぎないように気をつけましょう)。

記入すると職員の方が机に来て回収していかれます。一感想なのですが、内閣府の椅子がもっとも官庁訪問では良かった気がします(法務省も椅子は良いのですが、机は無かったです)。

そして、1日目の防衛省と同じく「入口面接」が始まります。職員の方が大勢入ってこられ、1人ずつ名前を呼ばれます。これも評価とは関係が無いと言われますので、率直に自身の関心のある分野、どんな人から話を聞いてみたいかを述べましょう。

5分/人なので、深く話せることは無いですが、原課面接の部屋で行われるので、部屋の雰囲気だけは掴むようにしておきましょう。

 

その後は各々名前を呼ばれた人から面接に行きます。

面接には下の部屋に移動して話をする「人事面接」とそのまま右の部屋に移動する「原課面接」があります。恐らく、人事面接を多く積み重ねた方がフェーズ的には進んでいるのかなと言うのが、体験した素直な感想です。

私は、沖縄開発に携わっていた課長補佐の方からまず、お話を伺いました。聞かれる内容は基本的に同じですが、内閣府だと少し切り返しが斜なように感じました。

実際私は「沖縄振興にはどのような施策を打ち出していくべきだと思う?」と聞かれ、「沖縄振興にお金をかけるだけではなく、地域のニーズを踏まえた対応が求められていると思いますので、そのニーズを把握するような施策をまず打つべきだと考えます。」と答えました。

すると、「いい考えだと思います。では、どのようなニーズがあると思いますか?」と聞かれました。咄嗟に、「国土交通省で把握できるニーズや総務省で把握できるニーズについて明るくありませんので、即答することは難しいですが、他省庁が把握するニーズを統合して、限られた資源を効率よくニーズに基づいて割り振るべきだと思います。」と答えました。

すると、相手の面接官の方は、「よくキーワードを押さえて答えることができますね。初手としては素晴らしいと思います。」と褒めてくださりました。その後、逆質問ではニーズの把握に関連した質問を行い、待機室に帰りました。

待機室にはおよそ60人程度の官庁訪問の方々がいて、皆、戦々恐々とした雰囲気でしたので、出入りにも意外と気を使いました。

 

そして、少し話をしていた同じ机の方々から質問攻めにあうことになりました。私の机には8~10人いて、名古屋大学一橋大学東京大学旧帝国大学がずらりといました。私大は慶應・早稲田ぐらいしか見当たらなかった気がします。

彼らから求められた情報を伝達していると、ほぼ一巡できたのか、職員の方が来て、昼休憩の合図を出されました。だいたい1時間程度の休み時間なのですが、昼ご飯を食堂で食べる人、コンビニで買って待機室で食べる人等色々います。私は同じ机で仲良くなった人と食堂で食べました。

食堂は職員の方も来て非常に混み合いますので、悩む暇があるなら券売機の前で悩んだ方が良いと思います。色々なメニューがあり、面白いと思います。

 

そして、部屋に帰り、脳に栄養がいかなくなったのを見計らって(?)、いよいよ午後の面接が開始されるのです。

午後の面接については、また次の記事に書きたいと思います。

 

頭にも書きましたが、台風19号が接近している地域におかれましては早急な対応をよろしくお願いいたします。無事に過ぎ去りますように…。

 

Nao-Nao