官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【ニュース】現状の韓国の外交政策の将来について★

おはようございます。

1週間ぶりの更新になります。お久しぶりです。Nao-Naoです。

 

本日は韓国の外交政策についてテレビに取り上げられることが増え、

関心を持たれる人が多くなってきたと思います。

連日、ニュースに取り上げられておりますので、ここには直近のニュースを何件か代表的なものを挙げておきたいと思います。

www.yomiuri.co.jp

www.jiji.com

www.fnn.jp

 

今回は、日本政府がこれまで行ってきた措置の一歩上を行くような考え方の1つとして、「金融制裁」について考えてみたいと思います。

stocks.finance.yahoo.co.jp

jp.investing.com

現在、韓国の通貨「ウォン」と、日本の通貨「円」が揺れ動いています。

先般の記事で書かせていただきましたように、1200が「ウォン」のレッドラインであるとされてきました(実際に話を聞いたところによると、韓国は1200を基準として、為替介入をしている疑いがあるそうです。実際に1200をボーダーとして小刻みに動くレートで小金を稼ぐ投資家もいるのだとか…)。

 

nao-nao.hatenadiary.com

 ちなみに先般、日本円が売られ、ウォンが大量に買われるという不思議な動きがあり、一時、ウォン高に振れる気配を見せたのですが、予想に反してウォンの価値は下落、結果として韓国政府による介入は失敗したと評価されています。これに費やすのは「外貨準備高」ではないかと言われており、これを使って介入したのに、失敗したのであれば、韓国は外貨準備の面においても自滅行為をしてしまったと考えざるを得ません。

 

では、もし、日本が韓国に対して「金融制裁」を行なったらどうなるのか、通貨危機の再来となることは避けられないでしょう。

そもそも韓国の通貨である「ウォン」は国際通貨ではないローカルカレンシー(ソフトカレンシー)です。

ローカルカレンシーとは世界の外国為替市場(国際市場)において、流動性がほとんどなく、他国の通貨と自由に交換できない通貨のことをいいます。

これと対比する形のハードカレンシー(国際通貨)は現状、数が少なく、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)、英ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)等が挙げられます。

ローカルカレンシーは基本的に国際通貨ではないので、ドルや円等のハードカレンシーとの取引を通じて代替的に決済を行い、貿易等のビジネスを行わなければなりません。

しかし、昨年の11月にニューヨークに所在する韓国の銀行から北朝鮮への送金が確認され、現在、韓国の銀行はアメリカにおいて苦境に立たされています。

japanese.joins.com

このことより、現在、韓国金融の大部分は日本の旧財閥を主軸とするメガバンク群によって支えられています。

例えば、輸出入に関して、韓国は日本の銀行の信用枠を活用することが多いのです。

なぜなら、もちろん韓国国内の銀行にもこの信用枠というのが存在するのですが、韓国の銀行自体の財務状況が優れないことから、信用枠がどうしても狭くなってしまっているのです。

そのため、日本のメガバンクが韓国の銀行に対して信用枠を与えて活動させているというのが本当のところなのです。

これは日本の輸出管理についての議題が持ち上がった際に韓国のサムスン電子の李在鎔副会長が日本のメガバンクにわざわざ出向いて話をしていたことからもある程度察しのつくところではないかと思われます。

www.bloomberg.co.jp

つまり、日本のメガバンクが韓国の銀行に与える信用枠を制限するだけでも、韓国経済は今以上に大打撃を受けてしまうわけです。

日本は経済大国であることに胡坐をかかず、経済の拡大を目指しながら、切り札としての「経済カード」を常に切れるようにちらつかせながら、外交関係者間の対話を通じて着実に事実を積み重ね、このようなカードを「伝家の宝刀」として切らずに使っていただきたいと思います。

 

今回も長い記事を書いてしまいましたが、

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

Nao-Nao