官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【ニュース】日韓軍事情報包括保護協定破棄について★

おはようございます。

ご無沙汰しております。Nao-Naoです。

 

昨日、韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を発表しました。

news.yahoo.co.jp

この日韓軍事情報保護協定について、マスコミでは①2016年11月に締結された、②日韓の軍事協力のシンボル的存在、という程度にしか紹介されていませんが、そもそもこの協定についての説明が多くなされている番組等は見受けられませんでした。

 

この軍事情報包括保護協定(General Security of Military Information Agreement:GSOMIA)とは、2国間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ包括的な秘密保護協定のことであり、装備品から研究開発、作戦における各々の軍隊の運用や訓練に関わる軍事機密情報、口頭による情報伝達や画像、非公式なメモ等の様々な情報も対象となっている。情報保全の義務は日本政府のほか、機密情報に触れる機会のある民間企業にも及ぶ。

日本はアメリカ・イギリス・フランス・オーストラリア・インド等とも締結しており、各国間での軍事交流は盛んに行われている。

 

また、日本は韓国と他にも様々な条約を結んでいる。

日韓基本条約に始まり、日韓漁業協定(新日韓漁業協定)・日韓請求権協定・日韓犯罪人引渡し協定・日韓文化財協定・日韓法的地位協定等がある。

 

韓国側は、北朝鮮からの弾道ミサイル発射の際に韓国軍の情報が直近の情報となるため必要となり、日本側が折れると考えているのかもしれない。恐らくそのような公算の下で破棄を述べたのだろう。せめてその程度の浅知恵は持っていて欲しい。

 

しかし、もし、日米韓3か国の共同防衛関係が傷ついてしまったら、韓国国内に駐留しているアメリカ陸軍の立ち位置がどのようになってしまうかについて思いを馳せたりはしないのだろうか。

日本国内において、戦争開始時に緊急離発着が可能な基地は0である。朝鮮戦争時は悲しくも日本政府には制限的な主権しかなかったため、認めざるを得なかったが、主権が回復した後は、日本が許可しなければ不可能である。

 

また、詳しくは後で述べていきたいが、目下、韓国政府の目論見とは逆の方向に進んでしまうということだけは述べておきたいと思い、記事を書かせていただいた。

また、書いていきたいと思いますので、読んで頂ければ嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。

 

Nao-Nao