官僚になれなかった夏

はじめまして。ブログ初心者のNao-Naoと申します。このブログでは日常の時事問題や公務員試験の勉強・受験時の心構え、就職活動等について書いていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

★【過去問】国家公務員総合職試験(政治・国際区分) 国際関係B★

おはようございます。Nao-Naoです。

 

また1か月近く更新が開いてしまい私のブログを楽しみにして下さっている方々には非常に申し訳なく思っております。

言い訳をさせて頂きますと、入社までに必要な資格の習得の勉強に追われていたことと、論文を執筆していたことが理由です。

恐らくどちらも私のタイムスケジュール管理のダメさ加減に起因するものであると私事ながら慄然としております。

 

今回は久しぶりに官庁訪問ではなく公務員試験の勉強、特に公表されていない過去問についてお伝えできればと考えております。

人事院のHPにあります総合職募集要項の下に「試験問題例」があり、そこをクリックすると一応、抜粋された過去問を見ることができます

www.jinji.go.jp

 

しかし、「国際関係B」についてはなかなか英文が掲載されず、難易度的にどのようなものか判断がしづらいと思います。

ですので、今回は、私が1回目に受験した年度の「国際関係B」について述べます。

私自身は英語が苦手でこの問題は選択しなかったので、参考程度に大まかな雰囲気だけでも理解して頂れば、特に独学の方だと驚かないと思います。

 

*全文掲載するのは著作権的に少しまずいのかなと思いまして、全文の掲載は見送らせていただきますが、文頭及び文末の記載は範囲理解のために残しております。また、問題の下に出典先であろう書籍を挙げておきますので、そちらの方を確認していただければ、と思います。

 

以下問題、

 

[国際関係B]次の英文は,第二次世界大戦後の国際関係論の出発点となった学問的論考の一部である。英文について適切な用語を用いながら論点を簡明に説明しなさい。そして,英文の議論が,戦後の国際関係論の発展にどのように寄与してきたのかを明らかにし,具体的な例を示しながら,今日の国際社会にどのような影響を与えているのかを論じなさい。

 This book purports to present a theory of international politics. The test by which such a theory must be judged is not a priori and abstract but empirical and pragmatic. The theory, in other words, must be judged not by some preconceived abstract principle or concept...(中略)...within itself?

 The issue this theory raises concerns...(中略)...use of force to remedy these defects.

 The other school believes...(中略)...evil rather than of the absolute good.

 

恐らくこの文章はMorgenthau, Hans J,(1992), Politics Among Nations – The Struggle for Power and Peace, New York, Mcgrew Hill からの抜粋ではないかと思います(日本語ではモーゲンソー『国際政治―権力と平和』(福村出版、1998年))。

モーゲンソーはリアリストの大家で、公務員試験には必ずと言っていいほど出ます。しかし、原文を読んでいるかと言われればなかなか難しいのかと思います。

公務員試験勉強の合間にでも、気分転換と理解の促進を兼ねて、興味を持たれた方は是非一読下さい。

 

では今回はここまでにしておきたいと思います。

また、更新は必ずしますので見て頂ければ嬉しいです。

 

Nao-Nao。